暢久からのメッセージ
葛城哲哉のMUSICAL LEGS
望月三起也の「トーク 近く」
 
葛城哲哉のMUSICAL LEGS


BMGビクターでのソロ活動では'96年までの間に7枚のシングルと5枚のアルバムを発表。
近年の主なステージセッションとしてはTMNETWORK、渡辺美里、黒田倫弘など。レコーディングセッションでは、T.M.Revolution、access、渡辺美里、TMNETWORK、椎名へきる・・・と多数。
現在ではロックギタリストとしての地位を不動のものとしている。
 FMNACK5のサッカー中継ではスタジアムコメンテーターとして'96年からレギュラー出演を続けている。'99年6月26日「シドニー五輪アジア地区1次予選<日本vsネパール>戦」では、国立競技場での大観衆の中「君が代独唱」の大任も務めた。

→葛城哲哉氏公式サイト

 
「脅威のイメージ力!」
DATE:2004.06.15


ジャマイカ人の運動神経抜群の6人を3人づつのグループにわけてウェイクボードをやらせるという実験を あるテレビでやっていた。
ウェイクボードとはモーターボートで引っ張ってもらうサーフィンのようなものだ。
ボードはむしろスノーボードに近い感じかな。
ああ、見たことある!俺はやってるよ!
ま、いろんな人がいるだろうがこのジャマイカ人達6人は全員、ウェイクボードを見たこともしたこともない人達だった。
まずはいきなりウェイクボードにのってもらった。
とうぜん6人ともボードの上に立ち上がることさえもできやしない。
その後、彼ら3人づつをまとめて2グループにした。
ひとつのグループはインストラクターによる2時間の特訓。
もうひとつのグループの3人にはただひたすら2時間、プロによる模範演技ビデオをみてもらう。
そしてふたたびウェイクボードに挑戦だ!
するとなんとインストラクターに教えられて実際に体を動かしていた3人はあいかわらず乗れもしないのに、ビデオをひたすら見てた3人は、全員、3人ともボードに立ち上がってライディングできたのである!
およよ。これにはさすがに驚いた。
イメージがないまま体をトレーニングするよりも、むしろ体は動かさなくても脳みそにイメージを刻みつけることのほうが有効だということが立証されたのだ。

幼稚園や小学校低学年にサッカーを教えているおっさん達にこの事実を知って欲しい。

えらそうなおっさんのスパルタシュート練習よりもっと大事なことがあるはずだ。
まずは一流プレイヤーのビデオをみせるべきなのだ。
すばらしいトラップ、すばらしいパス、すばらしいヘディングといった具合に日頃の試合からでも独自に編集してビデオを作れるはず。
そのビデオを見せながらみんなに真似させるのだ。
子供たちのイメージ吸収力はそれはそれはすばらしいものがある。
そして日頃からレベルの高い試合を見続けることが競技力のアップにつながるのはまちがいないことなのだ。

先日のレッズ対ヴェルディの試合の中継をテレビで見ていて思ったことがある。
どうしてこんなにもプレーを中継しないんだろうかと。
Jリーグを盛り上げたいがために田中達也カメラ、やら闘莉王カメラ、またまた森本カメラなど、選手のお顔を撮らんばかりのセッティングには余念がないようだが、肝心のプレイに関しては得点シーンを撮り損ねる始末。
しかも、反則や、ナイスプレー、はたまた疑惑のプレーなどに関しては二度と見せてくれることもない。
サッカーというスポーツをスポーツとして、競技として伝える姿勢にかけている限り、子供たちによいプレーのイメージが植えつけられるわけがないのだ。
ファウルにしても なんども繰り返しいろいろな角度からプレイバックすることにより、なにが悪質だったのか、どういう行為が危険だったのかがわかるのだ。
画像を見て、ああ、これは痛い!
そう思うから、自分もスパイクの裏で突っ込むのはよそうと思う。そしてスパイクの裏
で飛び込まれそうなときにも予測ができ、大怪我を防ぐこともできるのだ。
ところが、肝心のファウルのシーンをプレイバックしないで、倒れている選手の苦痛の表
情や、タンカのおじさんたちばかりをアップで撮っている。
得点したときも得点した選手の喜びの表情を延々とアップで撮り続ける。
そんなことよりいま放たれたシュートシーンを4方向くらいからのプレイバックで何度も流すほうが100倍サッカー界のためになるはずなのだ。
選手は凄いプレーをするから人気が出る。
その凄いプレーを丹念に伝えることが、サッカーファンの目を肥やし、次世代のスーパースターを育てるのだ。
お願いだからサッカーを知っている人に放送に携わってほしいな。

実は音楽も似ている現象にみまわれていることがおおい。
お顔ばかり撮っているから楽器を弾いているスピード感が伝わらない。
演奏は体全体でしているものなのだ。
海外の映像はバストショットであってもかならず手の動きが見えるように撮っている。
そしてシーン(音楽的な)が変わるときにはリズムが出ている楽器にパンする。 
楽器を持っていないシンガーだって体の躍動感が伝わったほうがいいはずだと思うよ。  それにこんな俺だってお願いだから顔のアップばっかりって言うのはやめてほしいな。 そりゃ、アヤヤ、キムタクだったらいいよ。
でも、俺とかはさ、ギター弾いて何ぼだし。
弾きながら歌ってるところを全体で撮って欲しいんだよな。
きっとサッカー選手も同じだと思うよ。
試合中アップばかり抜かれてるって知ったら「頼むからボール蹴ってる全体像とってください」って言うと思うけど。
ノブヒサに聞いてみよ。




TOP
index.html