最近お気に入りのパンがある。
名前はパルマ。
もうひとつお気に入りができた。
そいつの名前はレッジーナ。いつもカミサンに買ってきて貰うので他にどんな商品があるのか知らない。フィオレンティーナはあるんだろうか?フェイエノールトは、HSVは?それともイタリア、セリエAだけなのかな?想像ばかりしてないで店にいきゃいいんだよな。今度行ってみよう。
そこでふと思った。浦和の町にはレッズびいきの店はたくさんある。
パンに、ノブ、だとか、ケイタ、とかマコサマ、とか名前付けてるパン屋とかないのかな。
ううん、もし僕がパン屋のオヤジだったら選手の名前を付けたパンはなかなか売りにくいのでやらないかもしれない。
なぜなら選手は入れ替わってしまうからなあ。
もし清水のまちで、サントス饅頭なんちゅう売れ筋商品があったとしても、いま売るわけに行かないもの。
そういった意味でチームの名前ならともかく選手の個人名というのはなかなか商品にはつけにくい。
もちろんチーム名にしろ個人の名前にしろ許可はとってのはなしである。
ま、法律的な話はここではおいておこう。
しかし、自分の名前がついてる商品があるってのはうれしいことだ。
実は僕もあるのだ!うそこけっ!って言いたげなそこのあなた、それはかれこれ17,8年も前の話である。
ライトアンヨ奏法といって足でギターを弾く天才児と、写真週刊誌にまで取り上げられた風雲児であるこの僕。
その足で弾くシルエットが渋谷の公園通りのPARCOの壁面にでかでかと描かれていたのだ。
ま、期間は2週間ほどだったが。
楽器業界がほうっておくはずもなし?!?!
ギターのヘッド(糸巻きのある部分)がはだしの足の形をしている(5本の指には赤いマニキュアまで!)葛城モデルが売りに出されたのである! はっきり言って何本売れたかはしらない。
ただ、買ったやつを3人知っている!
正直、そんなゲテモノ的なギターに俺の名前がつくなんて!なんて思いもあったが、自分の名前がついてる商品がこの世に出たことが凄くうれしかったものだ。
ペルージャに中田英寿選手が移籍したとき、そのホームグランドがレナト・クーリという名前だった。
これは選手の名前だ。
イタリアのスタジアムはけっこう人の名前が多かったりする。
ミラノの通称サンシーロスタジアムもジュゼッペ・メアッツァという名前がある。日本で人の名前が付いてるスタジアムを僕は知らない。
もちろんあるのかもしれないし、天皇関係の名前の付いたラグビー場とかあるにはあるが、選手の名前がついてるスタジアムという意味でだ。
プロスポーツとして歴史の長いプロ野球も、王ドーム、とか長島スタジアムとかまだきいたことがない。
ま、亡くなったあとからつけるとしたら王さんや長島さんの名前を付けちゃいけないのかもしれないけど。
ふと駒場スタジアムのことがよぎった。
埼玉スタジアムにホームが移ってしまう、駒場からレッズがいなくなってしまう!と、さわいでたころ、福田スタジアムってどうだろうって考えたことがある。
ミスターレッズとしての存在感は抜群であとにも先にもああいった形で地元に根付いた選手はいなかった。
でも、亡くなったときに名前をつけてもらうには監督としてレッズを何度も優勝に導く、といったヒストリーが必要なのかもしれない。
そう考えたときにこれからそういう選手はでてくるんだろうか?という、素直な疑問。
もうすでに長年レッズに在籍し資格があるのはノブだ。
ただ、ノブが伝説を作っていくにはまだ6,7年プレーし記録を作り続け、引退後もチームに残り監督として数々の優勝をかっさらう、そんな歴史が必要なのだろう。
何かに自分の名前が残せること、科学者にしろ、戦国時代の武将にしろみんな同じ欲求を持っているんだね。
僕のライトアンヨ奏法も、カツラギ弾きとか呼んでくんないかな。
あんまかっこよくないな。
いいや、呼んでもらわなくて。
違うことみつけよっと。
などと考えながらほおばるパルマはほんとにうまい! |